平和をつくる幸い
『平和をつくる者は幸いです。その人たちは神の子どもと呼ばれるからです。』 マタイ5:9
イエス・キリストは「平和をつくる者は幸いです」と教えました。争いに満ちたこの世の中で「平和をつくる者」となるためにはどうすればよいのでしょうか。
Ⅰ.自己中心から解放される(ヤコブ4:1~3)
人間の争いはそれぞれの自己中心から生じます。「私の権利、私の思い、私の利益」を主張して、他人の権利や思いを踏みにじる時、争いの火種が生じます。人は誰でも生まれながらに、心の奥底に自己中心が根付いています。「平和をつくる者」になるためには、この自己中心から解放され、新しい性質によって歩むことが必要です。キリストを救い主と信じる者には、神の助けによって平和をつくろうとする新しい品性が心の内に形成されることが可能になります。
Ⅱ.平和のために行動する(箴言26:20~22)
平和をつくるためには、争いの元となる言動を自ら断たなければなりません。相手を攻撃したり傷つけたりする言葉を使わない、偏見や差別の考え方を棄てることなどが求められます。また、平和に役立つことを実践する姿勢も大切です。「平和の君」であるイエス・キリストのように、へりくだって、隣人を愛し、相手を積極的に赦す寛容な心をもって人と接するなら、平和をつくる者として歩むことができるでしょう。
Ⅲ.神と和解する(創世記3:8~13)
人類の平和が最初に崩れたのは、人が創造主である神に背いて罪を犯した時でした。人が神との平和を棄てた時、人と人との平和が崩れたのです。従って、平和な人間関係を根本的に取り戻すには、神との平和の回復が不可欠なのです。感謝なことに、神との関係を破たんさせた人間の罪の罰を、キリストが十字架で身代わりに受けることにより、神の側が和解の道を備えてくださいました。キリストを救い主と信じる人は誰でも神との和解が成立します。真の平和の実現には、キリストを救い主と信じて得られる神との和解が必要なのです。